テーマ46 多発性骨髄腫と治療薬

テーマ46   多発性骨髄腫と治療薬 

基礎的単元

単元1,2

 

専門的単元

単元3,4,5,6,7

 

患者さんとご家族のかたにご覧いただきたい単元

単元1,2,3,4,5,6,7

 

血液細胞は骨の中にある「骨髄」という組織でつくられます。

多発性骨 髄腫とは、その骨髄にある形質細胞ががん化する血液がんの一つです。

骨髄腫細胞は基本的に骨髄の中で増えるため、正常な造血機能

は抑えられ、感染を抑える細胞も減ってしまいます。

 

骨髄腫細胞が増加してM蛋白が増えると、さまざまな合併症を引き

起こします。

骨髄腫細胞が増えることにより骨をつくる細胞と骨を壊す細胞の

バランスがくずれ、骨がもろくなったり異常な骨の形成が起こります

 

 

形質細胞の腫瘍は骨を侵すことが多いため、背骨、肋骨、腰骨などに骨痛がよく現れます。

 

 

テーマ46  多発性骨髄腫と治療薬 単元1

 

・多発性骨髄腫とは何か

・多発性骨髄腫の概要

・造血幹細胞の自家移植

・多発性骨髄腫の種類

・血清遊離軽鎖

・多発性骨髄腫の疫学

 

テーマ46  多発性骨髄腫と治療薬 単元2

 

・多発性骨髄腫の発症メカニズム

・多発性骨髄腫の症状

・多発性骨髄腫の診断時の検査

・免疫電気泳動法と免疫固定電気泳動法

 

 

テーマ46  多発性骨髄腫と治療薬 単元3

 

免疫調節薬サレド(一般名:サリドマイド)

・レブラミド(一般名:レナリミリド)

・ポマリスト(一般名:ポマリドミド)

・プロテアソーム阻害薬

・ベルケイド(一般名:ボルテゾミブ)

 

 

テーマ46  多発性骨髄腫と治療薬 単元4

 

・HDAC(ヒストン脱アセチル化酵素)阻害薬

・ファリーダック(一般名:パノビノスタット)

 

 

テーマ46  多発性骨髄腫と治療薬 単元5

 

プロテアソーム阻害薬

・カイプロリス(一般名:カルフィゾミブ)

・ニンラーロ(一般名:イキサゾミブ)

・抗体医薬 エムプリシティ(一般名:エロツズマブ)

・ダラザレックス(一般名 :ダラツムマブ)

 

 

テーマ46  多発性骨髄腫と治療薬 単元6

 

・アベクマ(イデカブタジェンビクルユーセル)

・ダラキューロ配合皮下注

     (ダラツムマブ/ボルヒアルロニダーゼ)

・サークリサ(イサツキシマブ)

 

テーマ46  多発性骨髄腫と治療薬 単元7

 

・従来の治療薬

・カービクティ(一般名:シルタカブタゲン オートルユーセル)

 

テーマ46 多発性骨髄腫と治療薬 単元8

 

薬剤の使い方

第1部

プロテアソーム阻害薬と免疫調節薬(レブラミド)を組み合わせ使い方

VRD  KRD  IRD

 

テーマ46 多発性骨髄腫と治療薬 単元9

 

薬剤の使い方

第2部

併用で用いるダラザレックスの使用法

Dara-VMP  Dara-RD  Dara-VD Dara-KD

 

テーマ46 多発性骨髄腫と治療薬 単元10

 

薬剤の使い方

第3部

レブラミドやベルケイドに抵抗性を示す骨髄腫の

患者さんに対するポマリストを併用した治療                 

VPD  Elo-PD   Isa-PD

 

テーマ46 多発性骨髄腫と治療薬 単元11

 

薬剤の使い方

第4部

単剤(+デキサメサゾン)で用いる薬剤

プロテアソーム阻害薬 免疫調節薬 維持療法、継続維持療法の使分けの

ポイント KD療法

 

 

 

出展・参照資料

 

・多発性骨髄腫のしおり  国立がんセンター

・多発性骨髄腫とは?特徴や症状、新しい治療法について解説

 東京慈恵会医科大学 教授 矢野 真吾 NHK みんなの健康

・血液のがんとは?白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫を解説 

   NHKみんなの健康  愛知県赤十字血液センター 所長 大西 一功 

多発性骨髄腫 NHKみんなの健康 名古屋市立大学 教授  飯田 真介

・ユビキチンプロテアソーム系 MBL ライフサイエンス

・脳内の免疫担当細胞ミクログリアのM1/M2極性転換分子スイッチを発見―リソソーム酵素カテプシン群の新たな機能を解明― 日本医療研究開発機構・NFκBとは 京都大学 細胞制御学 

・アセチル化 脳科学辞典

・新薬情報オンライン

インタビューフォーム