テーマ11 統合失調症と治療薬 

基礎的な単元

単元1,2,3

 

専門的な単元

単元4

 

患者さんとご家族のかたにご覧いただきたい単元

単元1,2,3,4

 

統合失調症は、およそ100人に1人弱の人がかかる脳の病気です。10代後半から30代にかけて発症することが多く、病気の影響で患者さんの思考、感情、行動が障害され、日常生活に大きな影響を及ぼします。 従来、統合失調症は再発することが多く、就労や就学が難しいとされていましたが、近年、治療法やリハビリに関する研究も進み、早期に発見して適切な治療を受ければ、軽度の障害を残して回復し、就労している方も多くみられます。

 

 統合失調症の主な症状として、陽性症状、陰性症状、認知機能障害の3つがあります。陽性症状では、「電話を盗聴されている」といった現実にはあり得ないことを信じたり(妄想)、「自分の噂話や悪口が聞こえる」といった現実にないものをあるように感じたりします(幻覚)。陰性症状は、表情が少ない、会話が進まない、意欲がわかないといった症状を指します。認知機能障害は、物事に対して注意(集中)を持続することができない、新しいことを覚えるのに苦労するといった問題がおこります。

 

 

テーマ11   統合失調症と治療薬 単元1

 

・統合失調症とは

・患者数

・統合失調症の症状

・原因

・発症の要因

・統合失調症の病型

・統合失調症の病期

 

 

テーマ11   統合失調症と治療薬 単元2

 

・統合失調症の病型

・統合失調症の病期

・統合失調症の薬物治療

・抗精神病薬のタイプと特徴

・セロトニンとドパミンとノルアドレナリンの関係

 

 

テーマ11   統合失調症と治療薬 単元3

 

・統合失調症の薬

・セロトニン・ドパミン拮抗薬(SDA)

・SDA系の作用機序(代表薬:リスパダール)

・DSS(Dopamine System Stabilizer)  エビリファイ

 

 

テーマ11   統合失調症と治療薬 単元4

 

・SDAM(Serotonin-Dopamine Activity Modulator ・・・レキサルティ錠

・MARTA(Multi-Acting Receptor Target Antipsychotics)多受容体作用抗精神病薬・・・ジプレキサ

・シクレスト舌下錠

・ジプレキサ(オランザピン)抗がん剤に伴う悪心・嘔吐

 

出展・参照資料

 

・統合失調症 ABC  スマイルナビゲーター

・統合失調症 みんなのメンタルヘルス  厚生労働省

・統合失調症の原因と症状チェック NHK健康チャンネル

・統合失調症ドパミン仮説セロトニン仮説 新人薬剤師のための参考書

・統合失調症ナビ 脳の生化学的仮説

・ 新薬情報オンライン リスパダール エビリファイ レキサルティ ジプレキサ

 ・インタビューフォーム