テーマ29 肝細胞がんと治療薬

テーマ29  肝細胞がんと治療薬

基礎的単元

単元1,1-2,2

 

専門的単元

単元3

 

患者さんとご家族の方にご覧いただきたい単元

単元,1-2,2,3

わが国の肝細胞癌の原因には、その約90%が肝炎ウイルス、すなわちB型やC型肝炎ウイルスが関与し、その内訳はC型肝炎ウイルス(HCV)が約70%、B型肝炎ウイルス(HBV)が約20%です。肝炎ウイルスが肝臓に持続的に感染することで肝炎(慢性肝炎)が起こり、肝臓の正常な細胞が死滅・再生を繰り返し線維化が進行します。この線維化が高度となると肝硬変となります。このような線維化の過程でがん遺伝子やがん抑制遺伝子の影響を受けて、肝細胞癌が起こるといわれています。その他の肝細胞癌の原因としてアルコールがあります。多量のかつ持続的なアルコール摂取により肝細胞が障害を受け、その修復過程において遺伝子に傷が入ることが発癌のきっかけとなります。また最近ではアルコール摂取がないにもかかわらず脂肪肝から脂肪肝炎を生じ(非アルコール性脂肪肝炎NASH(ナッシュ):Non-alcoholic steatohepatitis)その過程で肝細胞癌が生じることがわかっていて近年増加傾向です。

 

テーマ29         肝細胞癌と治療薬 単元1

 

・肝臓について

・肝臓がんとは

・肝臓がんの症状

・肝臓がんの組織型分類

・関連する疾患

・統計

・発生要因

・予防と検診

・肝臓がんの検査

・検査の種類

・病期と治療の選択

・手術

・その他の治療法

 

テーマ29  肝細胞癌と治療薬 単元1-2

 

 

 

肝細胞がんの治療を俯瞰する

 

 

 

テーマ29         肝細胞癌と治療薬 単元2

 

・ネクサバール

・レンビマ

・薬物療法

・放射線治療

・緩和ケア

・転移、再発

 

 

テーマ29         肝細胞癌と治療薬 単元3

 

・サイラムザ

・スチバーガ

・カボザンチニブ   

・KIT  RET   PDGF

・胆管がん 

・ペマジール

・FGFR2融合遺伝子

 

出展・参照資料

 

・肝細胞がん  国立がん研究センター

・肝臓がん   国立がん研究センター 東病院

・肝がん    東京大学 肝がん治療チーム

・新薬情報オンライン

・インタビューフォーム