テーマ4 てんかんと治療薬

 

てんかんは、突然意識を失って反応がなくなるなどの「てんかん発作」を繰り返し起こす病気ですが、その原因や症状は人により様々で、乳幼児から高齢者までどの年齢層でも発病する可能性があり、患者数も100人に1人と、誰もがかかる可能性のあるありふれた病気のひとつです。「てんかん発作」は、脳の一部の神経細胞が突然一時的に異常な電気活動(電気発射)を起こすことにより生じますが、脳のどの範囲で電気発射が起こるかにより様々な「発作症状」を示します。しかし症状は基本的に一過性で、てんかん発作終了後は元通りの状態に回復することが特徴です。原因は様々で、脳腫瘍や頭部外傷後遺症などの明らかな原因がある場合は「症候性てんかん」、原因不明の場合は「特発性てんかん」と呼ばれます。治療は適切な抗てんかん薬を服用することで、6070%の患者さんでは発作は抑制され通常の社会生活を支障なくおくれます。一方、抗てんかん薬では発作を抑えることができず、「難治性てんかん」として複数の抗てんかん薬の調整や外科治療などの専門的なてんかん治療を必要とする場合もあります。

 

 

 

テーマ4  てんかんと治療薬

テーマ4   てんかんと治療薬 単元1

 

・てんかんとは?

・てんかんの年代別発症率

・てんかんの原因はなに?

・てんかん発作の起こる仕組み

・発作の起こる部位による症状の発現

・発作の起こる仕組み

・発作の起こる部位による症状の発現

・てんかん発作の分類

・てんかん重積状態

・てんかんの種類

 

 

テーマ4   てんかんと治療薬 単元2

 

・ビムパット(一般名:ラコサミド)

・イーケプラ(一般名:レベチラセタム)

・フィコンパ(一般名:ペランパネル)

・ロラピタ(一般名:ロラゼパム)

・ブコラム口腔用液(一般名:ミダゾラム)

 

出展・参照資料

・てんかんの特徴・症状・治療 [脳・神経の病気] All About

・てんかんの治療法について _ メディカルノート

・てんかんの治療のゴール─「発作ゼロ、副作用ゼロ、将来への不安ゼロ」_ メディカルノート

・てんかんの外科治療─薬で発作が消えない場合は手術を考えよう _ メディカルノート

 ・新薬情報オンライン ビムパット 

インタビューフォーム

・てんかんについて _ 公益社団法人 日本てんかん協会 

・てんかんとは?原因や発作の種類、発達障害との関係や支援制度について紹介します!【LITALICO発達ナビ】

・てんかん|こころの病気を知る|メンタルヘルス|厚生労働省

てんかん _ NCNP病院 国立精神・神経医療研究センター