テーマ82.慢性特発性血小板減少性紫斑病と治療薬

テーマ82.慢性特発性血小板減少性紫斑病と治療薬 

紫斑病しはんびょうとは、あざができる病気の総称です。紫斑病の原因には様々なものがあり、ITP以外にも血友病、血栓性血小板性紫斑病(TTP)、アレルギー性紫斑病などが挙げられます。その他にも、あざは様々な原因によって生じます。

例えば、脳梗塞・心筋梗塞の再発予防で内服する抗血小板薬(バファリンなど)、心房細動の患者が脳梗塞予防のために服用する抗凝固薬(ワルファリンなど)でも、あざが出やすくなります。また、病気がなくても、老人性紫斑という加齢性の変化でもあざが出ます。

 

テーマ82.慢性特発性血小板減少性紫斑病と治療薬  第1回

 

・慢性特発性血小板減少性紫斑病とは

・タバリス(一般名:ホスタマチニブ)