テーマ86.真性多血症と治療薬

真性多血症の原因は、ヤヌスキナーゼ2(JAK2)遺伝子の突然変異で、これにより血球の過剰な生産を促進するタンパク質(酵素)が作られます。

疲労感や脱力感を覚えたり、ふらつきや息切れを感じたりすることがあり、血栓に起因する症状が現れることもあります。

診断には血液検査を行います。

瀉血(しゃけつ)という処置を行って、過剰な赤血球を抜き取り、場合によってはアスピリンを服用し、ときに他の薬を使用します。

骨髄増殖性腫瘍では、骨髄の中にある 造血細胞(前駆細胞、幹細胞とも呼ばれます)の成長や増殖が過剰になります。

 

テーマ87.真性多血症と治療薬   第1回

 

ベスレミ皮下注(ロペグインターフェロン アルファ-2b)